MtFやMtXの方の悩みの一つに、顔の「男性らしい骨格」があります。
眉骨が前に出ている、人中が長い、エラが張っている。これらの特徴は、思春期におけるテストステロンの影響で骨が『前・横・角』へと発達することで生まれます。
今回は、骨を削らなくてもできる、骨格に残る”男感”をなくすための錯視メイクをご紹介します。シェーディングやハイライトを活用し、巧みに骨格を矯正していきましょう。
ー目次ー
男性の骨格について
錯視メイクをするにあたって、まずは男性の骨格について説明していきます。
男性の顔の骨格は、思春期にテストステロンの影響で”前・横・角”へ発達します。
その一方で女性は、”縦・奥・丸”に発達するのが特徴です。
ですので、MtFやMtXの方は、 メイクや髪形で”縦・奥・丸”に矯正していきましょう。
この画像はAIに生成させた、それぞれの性別の骨格の特徴を表した画像です。
このように、男性の顔には以下のような特徴があります。
- 眉骨が前に突出している。
- 目の眼窩が横に広く縦に短い。
- 鼻根が高く、鼻筋が太く、鼻先が大きい。
- 上顎骨が大きく、中顔面と人中が長い。
- 下顎角(エラ)が横向きに外側に張り出し、顎先が幅広く、平ら。
- 顎の縦幅が長い。
このような特徴のうち、自分の顔にはどの特徴が当てはまるか見ていきましょう。
自分の顔を分析しよう
先ほど紹介した特徴は男性の顔の特徴ではありますが、もちろんすべての人に当てはまるわけではありません。まずは、自分の顔がどのような形であるかをしっかり理解しましょう。
このリストに沿って実際に確認していきましょう。
- 眉骨が前向きに突出していて、主張されている。
- 目の形が横に長く、開きが小さい。
- 鼻根の主張が強い、鼻筋が太く目立つ、鼻先の骨が大きい。
- 中顔面と人中が長く、顔のイメージが縦に長い。
- エラが張り出している、顎先が幅広く平ら。
自分の顔の形を理解することで、より自分にあったメイクをすることができます。
あてはまった特徴に該当する項目を確認していきましょう!
眉骨
男性の眉骨は、眉骨(眉弓)が前方に突出し、額が後方に傾斜(斜め)しています。また、眉間が平らで広いのが特徴です。この眉骨の突出をなくし、額を垂直に、中央の部分を丸くふっくらと見せるのを目指しましょう。
メイクポイント
眉骨のメイクでは、眉の少し上にハイライトをのせ、中心を明るく見せましょう。
中心を明るく見せることで、前方向への立体感を強め、丸みを帯びた額であると錯覚させます。また、眉毛を平行か少し垂れ気味に細くし、目と眉の距離を近づけることで男性らしさが軽減されます。眉あたりを隠すために前髪を作るのもおすすめです!
目元
男性の目元は、眼窩(「がんか」と読む。メイク用語で「アイホール」)と呼ばれる、目の周りの骨のない部分が四角く、横に長いことから、目の開きが小さく、横長になるのが特徴です。目を丸く、縦幅を大きく見せることを目指しましょう。
メイクポイント
目に縦の印象を作るために、一重や奥二重の方はアイプチなどで二重を作り、まぶたが重い印象をなくしましょう。また、つけまつげなどを活用し、まつげによって上下の幅が長い印象をつけましょう。アイラインは少し垂れ気味に描くのが大切!涙袋メイクも欠かせません。
鼻
男性の鼻は、鼻根(鼻の付け根)が高く、鼻筋と鼻先が太い。のが特徴です。
鼻根を目立たせず、鼻筋や鼻先を細く見せ、鼻先をアップノーズ風にすることを目指しましょう。
メイクポイント
鼻筋や鼻先が細く見えるようにシェーディングとハイライトを入れます。
また、鼻筋に一直線に影をいれると鼻の主張が強くなってしまうので、真ん中には影を入れないようにしましょう。
鼻根の両脇(目頭の横)に明るいコンシーラーを置くことで、鼻の『太さ』を光で飛ばし、相対的に鼻筋を華奢に見せることができます。 鼻先には少し高いところにハイライトをのせましょう。
中顔面・人中
男性は中顔面と人中が長く、顔のイメージが縦向きになりやすいのが特徴です。
中顔面と人中が短く、顔のパーツが中心に寄った求心顔を目指しましょう。
メイクポイント
中顔面を短縮するためには、涙袋を描くのが必須です!気持ち大きめに涙袋を描くことで、中顔面を短く見せましょう。もし涙袋を大きく描きすぎて浮いてしまうという場合は、アイラインを少し太め、長めに描くと浮きにくいですよ。
また、中顔面の短縮にはチークの入れ方も大切です。アイラインより下、鼻の下より上を意識して、三角形に入れましょう。
人中短縮には影が重要です。鼻の下あたりと上唇のM字に影を入れましょう。上唇をオーバー気味に描く、M字リップにするのもいいですね。口角に少し影を入れてあげることで口角が上がって見えます。
エラ・顎
男性の顔は、下顎角(エラ)が外側に張り出し、顎先が広く、平らであるのが特徴です。
エラを目立たせないようにしつつ、エラから顎先までしっかりとシェーディングとハイライトをして男性らしいゴツい顎をなくしましょう。
メイクポイント
エラを目立たせなくするためには、シェーディングが大切です。エラにしっかりとシェーディングを使い、目立たせないようにしましょう。また、エラから顎にかけてもシェーディングをすることで小顔効果が期待できます。顎先にはV字にシェーディングを入れることで、顎先をシュッとして見せましょう。また、顎の少し上らへんにハイライトを必ず入れましょう。下唇の下の影を下寄りに描くのも忘れずに!(アイシャドウの締め色など濃い色で描くのがおすすめ)
エラや顎はメイクだけだとどうしても限界がある部分でもあります。触覚や姫カットを活用して物理的に隠すのもおすすめです。
シェーディング・ハイライトのコツ
シェーディングやハイライトでやりがちなのが、つけすぎて不自然になってしまうことです。ひとまとまりに影といえど、濃さは様々です。シェーディングとハイライトは目の錯覚を利用するものなので、自然な仕上がりを心がけましょう。また、場所に応じて使うものを変えるのも大切です。輪郭に使うのはシェーディング用のパウダーで大丈夫ですが、唇の上下の影はアイシャドウの締め色のように濃い色がおすすめです。ハイライトもラメやパールが入っているものやマットなものなど様々です。ラメやパールはかわいいですが、広範囲に塗るのは避けましょう。まずは鏡の前で顔のどこに影が入っているかを自己分析してみてください!
男性らしい骨格はメイクやヘアスタイルを工夫しないと直すのが難しい要素です。ですが、その分改善することでより男感がない見た目を作ることができます。ぜひこの記事を参考にメイクをがんばってください!
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